「口座を作るのにお金はいるのか?」「維持手数料など何かお金が必要になる?」
と、初めてFX口座を作る時は不安に思うかもしれません。
さらに、「海外の口座を作るってハードル高そう〜(汗)」なんて思っていませんか?
意外かもしれませんが、手間や時間がかかるのは国内口座の方なんですよー。
詳細は下記記事で確認してみてください。
→(国内・海外)口座開設の申込みの流れ
それでは今回は、初心者さんが疑問に思う
・口座を作るのにお金がかかるのか?
・口座は1つ?それとも複数作った方が良いのか?
についてお伝えしていきます。
FX口座開設時にお金はかかる?維持手数料は?
口座開設や維持手数料は基本的にはかかりません。無料です。
FX口座は複数作っておいた方が良いの?
「口座は複数作っておいた方が良い」と、トレーダーの方はよく言われますよね。それは何故なのか!?複数口座を使い分けるメリットとデメリットを挙げてみます。
複数口座を作るメリット
いくつか口座を持つメリットは何かと言うと、“リスク分散” ができるから、です。
1つのFX業者だけに まとまったお金を入れて沢山の取引をするより、複数の別業者の口座で分散して取引を行った方が、1つの口座に何かあった時に、全部の資金が消えてしまうというリスクがなくなります。
それに、システムトラブルなどで取引が出来なくなったとしても、複数口座を作っていれば対処ができる場合もあります。
例えば、値動きが激しくて滑りまくって(←約定しない)決済できない場合でも、複数の口座を持っていれば そのサブ口座で逆ポジションを持って相殺することができますよね。
あとは、取引の手法別に口座を分けて使えること、です。
例えば、スキャルやデイトレといった短期トレードと、スワップ金利を目的とした長期トレードを同じ口座で取引していると、ポジション数や証拠金の管理などがややこしく感じてくるかもしれません。
なので「短期トレード用」と「長期トレード用」に分けて口座を作ってトレードすれば、それぞれのポジション数などが一目瞭然に分かるので管理がしやすくなります。
その他のメリットとしては、色んな口座で取引の経験をすると、その口座の良し悪しが自分なりに掴めてくることです。
例えば、この口座は約定が遅めだな、とか、スベることがあっちの口座より少ないとか、スプレッドの開き具合やマイナススワップの増え方とか‥。
特に国内口座の場合は独自のプラットフォームを使っているので、やりやすいかどうかは実際に自分が使ってみないと分かりません。私もいくつか持っていますが、口コミと自分が感じる使い勝手は やはり多少なりとも違ってきますから。
それと、それぞれのFX会社で得られる相場情報も違ってきます。
プロによる動画での相場解説が見れたり、詳しいアナリストの分析を提供していたりと、それぞれの業者での方法で情報を出しています。使えるツールなども各業者で違ってきます。
口座開設するのにお金はかかりませんし、維持手数料もかかりませんので、実際に自分が色々使ってみて、自身に合った口座を見つけてみるのが良いですね。
複数口座を作るデメリット
デメリットは、確定申告時に損益を合算するのがちょっと面倒なところでしょうか。
年間取引報告書を見て合算するだけですが、沢山の口座を保有してると抜け落ちしてしまうかもしれないので、その注意が必要です。
あとは、ポジションをあちこちに持つことになるので、うっかりポジションを持っている事を忘れてしまうかもしれません。その点も注意が必要になります。
忘れないように口座管理をしなければいけないことがデメリットですね。
複数口座を持つ場合は、自分が把握できる数に抑えてください。

