FX業者(口座)の国内と海外の違いとは!?利点と欠点を比較してみたよ

私がFXを始めた頃、口座は何も考えずに国内業者のものを使用していました。今ほど、海外口座についての記事を目にする機会がなかったように感じます。

今は色んな理由から海外業者が注目を浴びているので、「FXをするなら国内か海外、どっちがいいのかなぁ。」と悩んでしまう方もおられるのではないでしょうか。

今回は、FX業者(口座)の国内と海外の違いをまとめてみました。

レバレッジ・スプレッド・取引方式

レバレッジ
国内FXは、最大25倍。
海外FXは、数百~千倍。

スプレッド
国内FXは狭い業者(DMM ドル円)だと、0.3pips固定。
海外FXは狭い業者(Tradeview ドル円)だと、0.9pips(0.2pips+手数料0.7pips相当)。

国内業者に比べて、海外FX業者のスプレッドがやや広めなのは、DD方式(国内業者)特有であるトレーダーの注文を呑む行為をせずに、正当な取引を行っているためです。

取引方式
国内FXでは「DD方式」(ディーリングデスク方式)。
海外FXでは「NDD方式」(ノンディーリングデスク方式)。

◎詳しくは下記記事よりご覧ください。
海外FXにあって、国内FXにはない「追証なしゼロカットシステム」についても記載しています。(海外FXでは借金を背負うことがありません。)

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取引できる銘柄数

業者にもよりますが、国内業者よりも海外業者のほうが多くの銘柄を取引できます。

国内業者の場合、FX通貨ペアが数十種類と、CFD(日経平均株価や貴金属など)がいくつか取り扱っているぐらいです。

海外業者では、マイナーな通貨ペアやコモディティCFD(コーヒーやコットンなど)も取り扱っています。また、個別株や仮装通貨、世界各国の経済指数をCFD商品として取引できる業者もあります。

取引プラットフォーム(取引ツール)

世界で最も使用されているFX取引ツールは、キプロスのMetaQuotes Software社が開発している「MetaTrader」シリーズです。MT4には、独自のプログラム言語「MQL4」を用いたインジケータや自動売買プログラム(EA)が、無料も有料も数多く存在しています。裁量トレードは勿論のこと、自動売買にも最適な取引ツールとなっています。

海外のFX業者では、ほぼ全てがMT4に対応していますので、たとえ業者を変えたとしても、MetaTraderという取引ツールは変わらないため、操作に手間取ることはありません。

国内のFX業者はというと、ほとんどが自社開発の取引ツールを採用しています。
世界的に普及している「MT4」という取引ツールを使わず、わざわざ開発コストをかけてまで独自の取引ツール作って運用しています。ブラックな取引環境であることは‥否めません。

口座開設に必要な書類

国内口座を作るためにはマイナンバーが必ず必要となります。
あとは、住所確認のために郵便物を受け取らなければいけない等いくつか面倒くさい工程があります。

海外口座を作るのは、国内のと比べると断然ラク(簡単)です。
証明書(顔写真つき)と現住所が印刷された書類の2点を、スマホやカメラで撮ってアップロードするだけです。マイナンバーは必要ないですし、郵便物が届いたり、電話がかかってくることもありません。

入出金に関して

入出金は、国内業者の方が海外業者よりも便利です。

「クイック入金」は国内業者ならではですが、最近では海外業者もずいぶんと入出金しやすくなっています。クレジットカードやデビットカードでも入金できますし、国内の銀行口座から直接振り込める業者も増えてきているので、海外口座でも特に不自由さは感じないと思います。「bitwallet」や「SticPay」 などのオンラインウォレットサービスもあるので便利です。

ただ、海外ですと、出金の際に手数料がかかってくるのがデメリットです。

税金

税金を支払う基準
FXで利益が出ている場合は確定申告が必要となりますが、その基準となるのは下記の通りです。

・給与所得者(サラリーマンやパート、アルバイト)→20万円から
・それ以外(専業主婦や学生、自営業者、無職)→38万円から

ただし、損が出た場合は申告の必要はありません。

例えば、20万円稼いだけど5万円損失になった場合、差し引くと利益は15万円になるため申告の必要はありません。

 

国内FXの税金

国内FXは一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)の「申告分離課税」です。どんなに稼いでも税率は20.315%です。

また、損失の繰り越し控除が3年間使えます。

どういう事かというと、例えば1年目に100万円の損失が出た場合でも確定申告をしておけば、翌年、仮に20万円の利益が出た場合、確定申告は-80万円(100万円-20万円)として申告できます。

そして更にその翌年の利益が30万円だった場合、-50万円(-80万円+30万円)で申告でき、その更に翌年、利益が50万円だった場合は、50万円-50万円=0円。となるわけです。

要するにこの場合ですと、課税対象の利益が相殺されるため税金の支払いはナシ、ということです。

 

海外FXの税金

海外FXの場合は、累進課税による所得税が適用され、所得金額に応じて税率が変動します。さらに、住民税が10%(道府県民税4% + 市町村民税6%)加わり、合わせて15%~50%の税金がかかってきます。

課税所得 税率 税率の内訳
20(38)~195万円以下 15% 所得税5%+住民税10%
195~330万円以下 20% 所得税10%+住民税10%
330~695万円以下 30% 所得税20%+住民税10%
695~900万円以下 33% 所得税23%+住民税10%
900~1800万円以下 43% 所得税33%+住民税10%
1800万円以上 50% 所得税40%+住民税10%

 

一年間の利益が695万円を超えるまでは海外FXの方が税金が安くなりますが、それ以上稼ぐ場合は国内FXのほうが安くなります。

まだそんなに稼げないうちは、海外の方が税金は安く済みます。

海外FXの税金は、1月1日~12月31日までの期間の利益から損失を差し引いたものに課税されますので、その期間に100万円稼いだけど その後90万円損失したなら税金はかかりません。

ただ、もしも税務調査が入った場合などを考えると、念のため海外FXの取引履歴等をプリントして残しておくと安心です。

 

海外FXに関してのよくある不安

“海外”というだけで漠然と不安を抱く方もおられるかもしれません。少なくとも臆病な主婦の私は、初めて“海外口座”という存在を知った時は敬遠しました。

そんな海外FXに対するあるあるな不安事項を、まずは とっぱらっていただきたいと思います。

海外はハイレバ(高レバレッジ)だから危険

私は最初にこの言葉を聞いて、海外FXは危険なんだと思い込んでいました。
確かにレバレッジが高くなるほど損も大きくなります。が、同時に利益も大きくなるんです。トレードの上級者になれば国内FXでは不可能な爆益を、海外FXではとれる可能性があるんです。

損切などのリスク管理を普通にきちんと行っていれば、ハイレバだからどうということはなく、国内同様の普通のトレードです。

それどころか、むしろハイレバであるほど必要になる証拠金が少なくて済むので、資金が少ない方でもFXを始めることができます。海外FXだけにあるシステム(追証なしゼロカット)のお陰で、国内FXのように借金を背負うこともなく、逆に、低リスクでFXを始めることができます。

日本の金融庁に登録されていないので危ない

海外のFX業者は日本の金融庁には登録されていません。
なぜなら、海外の業者なので日本の金融庁に登録する意味がないからです。

日本のFX業者は日本金融庁に登録しなければいけませんが、日本はこのライセンスしか取得していない一方で、海外のFX業者は世界各国のライセンスを複数取得しています。

例えばXM (XMTrading)ですと、審査が厳しいことでしられるキプロス証券取引委員会(CySEC)の認定や、世界一厳格なことで知られる英国金融行動監視機構(FCA)のライセンスを取得しています。

海外業者はグローバルなので日本より安全なのでは!?とも思えてしまいます。

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英語が分からない

海外業者だから、英語が分からないとダメなんじゃないかと思ってしまうかもしれませんが、全然大丈夫です。普通にトレードできます。入出金も。

日本に対応してくれている海外業者は増えているので、名前と住所だけローマ字を使う程度で、あとは日本語で大丈夫です。

 

まとめ

海外FXの方が国内FXより勝っていることは、

レバレッジ規制が緩い
MT4、MT5が使える
追証なしゼロカットシステムにより借金を背負う心配がない
NDD方式なので透明性が高い取引環境
ボーナスやポイントが豊富
口座開設が簡単

 

逆に国内FXの方が勝っていること、つまり海外FXのデメリットは、

出金時に手数料がかかる
スプレッドが高い
雑所得扱いのため税金が高い
損失の繰り越しが出来ない

 

スプレッドが高いのはキャッシュバックサイトを利用すれば緩和できます。

キャッシュバックサイト(FX)とは?おすすめはココ!
「キャッシュバックサイト(FX)って何?」「利用する際のメリットとデメリットは?」「どのキャッシュバックサイト(FX)を選べばいいのかな」と悩まれていませんか? 海外のFX口座を使うなら、キャッシュバックサイトを利用するのが必須、、と...

 

税制面では国内FXに劣りますが、国内口座のレバレッジ25倍では、よほど資金がある方でないと資産を大きく増やすのはかなり厳しいかと思います。資産を短期間で増やしたい場合は、海外FXの税金は必要経費と割り切るしかなさそうです。

ただ、年間の利益が695万円を超えるまでは海外FXの方が税金が安いです。まだ沢山稼げない初心者であれば、税金面でも海外の方がお得となります。

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