FXの基礎知識をまずは知っておかなければネ

今ひそかに?やっている人が増えていると言われているFX。その初歩的な基礎知識をまとめてみました。

「FXって何?」「外貨預金とはどう違うの?」「FXではどういった利益を得ることができるのか?」などといった悩みから抜け出ることができるはずです。。。

FXとは?

FXの仕組みはとってもシンプルです。簡単に言えば、世界の主要な国の通貨を交換する取引のこと。為替相場が変動した時にタイミング良く通貨を交換し、変動した分の利益を取る、というカンジです。

FXを英語にすると“Foreign Exchange”で「外国為替」という意味になり、この頭文字をとって“FX”と呼びます。(FEじゃないんだね‥)

 

よく例えられるのが海外旅行の話。日本を出発する時に交換した外貨が、帰国後に日本円に戻したら“少なくなった…”とか“増えた♪”みたいになることってありますよね。これは出発時から帰国する間に円高or円安になっていたからなんです。

FXの取引もこんな感じで、例えば1ドルを100円で交換し、しばらく経って1ドルが110円になったところで日本円に戻せば、10円増えた♪(利益)という具合になるわけです。

外貨預金との違い

外貨預金も外貨を利用して利益を得る仕組みですが、FXとはどう違うのでしょうか。

再び海外旅行の話ですが、外貨両替のことを思い出してください。たとえば米ドルと日本円を両替する時に、ドル→日本円、日本円→ドル と、同じ日で同じタイミングであっても交換レートは違っていたと思います。

それは何故かと言うと、その交換をしている金融機関の手数料分がレートにそれぞれ加算されているからなんです。FXはこの交換手数料が非常に安くすむので、利益がその分出しやすいというワケです。

例えば米ドルで、外貨預金の一般的な取引コストは1円ほどですが、FXですと0.3銭ほどです。(FX口座によって前後します) 1円だと1万ドル買った場合は10,000円、それに対して0.3銭だと30円ですんでしまいます。

しかもFXは円高になっても利益を得られますが、外貨預金などは円安が進行した場合でしか利益を得られません。

他にも、外貨預金とFXの違うところは、

レバレッジがFXはかけられるということ、取引時間は窓口の営業時間内に対してFXは24時間(土日、一部を除く)取引できる、資産の保全については、対象外や預金保険(ペイオフ)に対して、国内FXは信託保全が義務付けられている、税金に関しては、損失の繰越控除がないのに対して、FXは損失の繰越控除がある、

といった違いがあります。

FXでは他にどんな利益を得ることができるの?

FXは為替の差額だけではなく、スワップポイントという利益も得ることができます。スワップポイントとは、購入した通貨ペア(2ヵ国間)の金利差に応じて毎日発生する利益のことです。

これを目的にFXをやっている人も多いです。

たとえばスワップが110円つく高金利通貨を持っていれば、毎日110円手に入ります。ずっとポジションを持ち続ければ、1ヵ月で3,300円、1年で4万150円が自動的に稼げてしまいます。
※この数値は、スワップに変動がなかった場合の計算です。

では、この高金利通貨はどの国かと言うと、トルコやメキシコ、南アフリカなどがそれに当たります。日本のような超低金利の国の通貨を売って、これらの高金利通貨を買います。

逆に、低金利の国の通貨を買い、高金利国の通貨を売ってしまうと、金利差分のスワップポイントを支払わなければいけなくなります。

スワップポイントの付与条件は、ポジションを翌日以降に持ち越した時に1日分がもらえます。なので、デイトレードなどで翌日にポジションを持ち越さずに決済した場合は、スワップポイントは付きません。

スワップポイントはFX会社によって同じ通貨ペアでも違ってきます。スワップポイント目的でFXをするなら、一番高いスワップを提供してるFX会社で始めるのが良いですね。

FXの基礎知識

スプレッドとは
スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のコトを言います。要するにスプレッドは手数料(コスト)のことです。このスプレッド幅が狭い(小さい)ほど有利な取引環境であるといえます。

よく「スプレッド0.3銭!」なんて謳い文句を見かけますよね。“えっ、手数料が0.3銭ってこと!?”と思ってしまいそうですが、現実的にはそうではなく、たいがいのFX会社では最低取引単位が1,000通貨or10,000通貨ですので、実際のところは1,000通貨で3円、10,000通貨で30円の取引手数料がかかってくる、という事になります。

スリッページとは
スリッページは、注文した価格(レート)と約定したレートとのズレのことです。

例えばドル円を110.100円の時に注文をしたのに、実際に約定したのが110.125円になっていたとしたら、差額の2.5銭(2.5pips)がスリッページということになります。

スリッページの有無で、確実に注文を約定する約定力があるかどうかがFX会社に問われます。「スリッページで約定力をみる」と言われているのはそういう事です。スリッページが発生する主な要因はFX会社のシステム力と関係しているので、システム力のしっかりした、すなわち、スリッページが起こりにくいFX口座を選びましょう。

といっても、100%スリッページが発生しない口座なんてありませんので、約定率のなるべく高い会社を選ぶようにしてみてください。

相場に影響を与える2つの主な要因

1. ファンダメンタルズ (経済的基礎)

経済指標 (GDP(国内総生産)など)、米国などの主要先進国の政治・経済政策、財務省高官など市場関係者の要人発言、景気動向 (インフレーション、デフレーション、スタグフレーションなど)、国際収支、株価・金利動向

2. 心理的要因

チャート動向(テクニカル要因)、市場のセンチメント、国際紛争・テロなどの地政学的リスク

まとめ

・FXとは、世界の主要な国の通貨を交換する取引のこと。

・FXと外貨預金の違い

FX 外貨預金
手数料 安い 高い
レバレッジ ×
利益 ・円安でも円高でもOK.
・スワップポイント
・円安が進行した場合のみ
・金利
取引時間 24時間(土日、一部を除く) 窓口の営業時間
資産の保全 信託保全(国内FX) ・預金保険(ペイオフ)
・対象外
税制の優遇 損失の繰越控除 なし

 

・スワップポイントとは、購入した通貨ペア(2ヵ国間)の金利差に応じて毎日発生する利益のこと。

・スプレッドとは、売値(Bid)と買値(Ask)の価格差のこと。

・スリッページとは、注文した価格(レート)と、約定したレートとのズレのこと。

 

外国為替市場では、1日に日本円で平均約560兆円もの取引が行われているそうです。日本の株式市場で取引される平均額が1日3.4兆円とのことなので、為替のマーケットがいかに大きいかが分かります。

そんな大きな市場の中で取引をしている人たちは、初心者からプロまで様々です。時間は24時間いつでもでき、少額から始められ、短期売買や長期売買もでき、スワップポイント狙いでの運用もできます。

初心者で投資経験がゼロでも、自分のニーズや性格、予算などに合った取引を始めることが可能なFX。そんな風にマイペースでできるのがFXの魅力ですね。

テキストのコピーはできません。